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サントリーが「マル・デ・シャイン」を続ける理由

シャインの皆さま、noteでこの記事を読んでくれている皆さま。
お世話になります、「サントリー マル・デ・シャイン」企画担当のウエダです。

「シャイン」とは…?
「マル・デ・シャイン」の会員の方のことです。「輝く」の意味の「Shine」と、”まるで社員”な人=マル・デ・シャインな人=「シャイン」さんという2つの捩りを込めています。読み方は「カタカナシャイン」です。
cf.サントリーの実際の社員は「社員」と表記します。読み方は「漢字社員」です。

この年末のタイミングで改めて「マル・デ・シャイン」という取り組みを応援してくれている方へご挨拶をしようと筆(?)をとりました。

最初にそもそものお話しですが、
「マル・デ・シャイン」は、サントリーが運営するプロジェクトの一つです。
“まるで社員”のような気持ちで、私たちサントリーがと一緒に活動してくれる仲間で集まって、これからの潤い豊かな社会について考えていこう。という思いで運営しています。

サントリーの思い

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私たちサントリーは、商品やサービス、そして様々な活動を通じて皆さまの生活を潤い豊かなものにすることを目指しています。
そのために、皆さまにお楽しみ頂ける商品をご提供するのはもちろん、美術館やサントリーホールなどの芸術・文化・学術活動や、ラグビーやバレーボールを通じたスポーツ活動への取り組み、
そしてサントリーの商品のみならず、私たち人間にとっても欠かせない、豊かな水や自然を育むための環境活動など様々なことに取り組んでいます。

最近ではペットボトルの再利用に関する取り組みなども力を入れて取り組んでおりますが、その根底には、サントリーが掲げる「水と生きる」という社会との約束があります。

サントリーの「サスティナビリティビジョン」と「SDGsへのコミットメント」の詳細はこちらをどうぞ。
https://www.suntory.co.jp/company/csr/philosophy/

美味しくて楽しい商品で、皆さまの「今」に潤いをご提供することと併せて、例えば50年・100年後を見据えた”持続可能で健全な森づくり”に取り組む部署があったり、雨水がどれぐらいの年月をかけて循環しているかを研究している部署があったりと、「今」と「未来」の両面から、たくさんの社員が「水と生きる」という約束を果たすために「思い」を持って働いています。

私たちが掲げる「水と生きる」という約束は、そんな長期的な視点を持った壮大なお話だったりします。

サントリーの活動は本当に多岐に渡り、恥ずかしながら私自身も日々の仕事を通じてはじめて深く知った活動があるぐらいです。
そして、そういった活動を知るにつけ、このお話しはぜひたくさんの方にお伝えしたいという思いも改めて持つに至りました。

サントリーが取り組んでいる様々な活動を、「マル・デ・シャイン」を通じて体験いただくことで、皆さまがなにかを考える“きっかけ"になれば嬉しいですし、そこから同じ目標に向けて考えてくれる仲間が一人でも増えていけば、きっともっと素敵なことができるはず、というのがサントリーがこの「マル・デ・シャイン」というプロジェクトに取り組んでいる目的の根幹でもあります。

2020年と「マル・デ・シャイン」

そして今年、2020年の春から本格始動となったこの「マル・デ・シャイン」。
昨年の冬から春にかけて「2020年は『シャイン』の皆さまとこんなことをやっていくぞ!」とスタッフ一同、気合いとワクワクに胸を膨らませていた矢先、誰もが予期しなかった世の中の大きなうねりがありました。

正直、私自身も生活様式の大きな転換や、年初に抱いていたいろいろなワクワクがしぼんでいくような、なんとも言えない気持ちを感じたことは否めません。

ですがそこで終わっては、私たちの目指す未来の実現なんてとてもできません。
変化する今を受け止めて、それでも前に進んでいくんだ!とスタッフ一同でいろいろな議論を重ねながら、思いを新たにしていき、最初の予定から1か月遅れの2020年の5月に無事再スタートを迎えることができました。

私たちが気持ちを新たに、前を向けた要因は大きく2つあったかなと、今年を振り返る今だから改めて思うことがあります。

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一つは、サントリーの“価値観”として私たちが仕事をする上で常に意識している「やってみなはれ」という言葉。
これは、サントリーの創業者・鳥井信治郎が残した言葉で、「やってみなはれ、やらなわからしまへんで。」という言葉が元になっています。

仕事に限らずですが、何か新しいことを始めようとしたとき、誰しもいろいろな心配がよぎるものです。時には心配が募って「やめよう」という結論になることもあるかと思います。
でもサントリーではまず、「やってみなはれ」なのです。
誰かが新しいアイデアを出したとき、「やってみなはれ」と背中を押してくれる風土が、創業から今も変わらずサントリーの中には根付いています。

「コロナでいろいろなリスクがある。だからやめておこう。」ではなく、
もちろんきちんとリスクは考えるけれども、「そんな中でもできることは必ずあるはずだ」というその気持ちでスタッフ一同プロジェクトを再検討し、その案について背中を押してくれる周りの社員たちの助けもあってマル・デ・シャインは無事にスタートを迎えることができました。


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そしてもう一つは、「シャイン」の皆さまの熱意です。
2019年にマル・デ・シャインを実施していた際、リアルでのイベントや、オンライン上での投稿企画などで、サントリーを仲間だと思ってくれている様々な「まるで社員」な人たちと触れあうたびに、私たちがもらった感動や元気は計り知れません。

サントリーのことをここまで思ってくれている人たちがこんなにいる。
 ーこの人たちのために私たちは何が返せるだろうか?
 ーこの人たちと一緒にもっといろいろなことがしたい!
という気持ちが、マル・デ・シャイン再開の最大の原動力だったと私は思っています。

今年は皆さんとリアルな場でお会いすることが難しかったこともあり、マル・デ・シャインは「オンラインでのセミナー配信」という初めての試みを重点的に「やってみなはれ」していました。
リアルで会えない分の溝を埋めるために、オンラインでも十分に楽しんでもらえるために、セミナーごとに全員でたくさんの議論を重ね、実現に向けてひとつひとつハードルをクリアしていく過程は簡単ではありませんでしたが、
終わった後のアンケートなどで、皆さまから「楽しかったよ!」の一言がもらえただけでそれらの苦労がすべて報われるようなそんな喜びを、この1年間を通じて皆さまからたくさん頂戴しました。

やっぱり今年も、私たちがみなさまにご提供できたものより、私たちがもらったものの方が多かったかも、なんて気持ちにもなるぐらいです(笑)

2021年に向けて

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2020年末。
マル・デ・シャインは今年の活動を一旦区切り、来年さらにパワーアップをするための“冬眠期間”にしばらく入ります。
冬眠は、ただの眠りではなく動物や草花が新しい季節をよりよく迎えるための準備期間でもあります。

私たちマル・デ・シャインスタッフ一同も、この期間に、今年みなさまからいただいた熱い思いに対して、どうやったら恩返しができるのか?
どうしたら「マル・デ・シャインやるじゃん!」と皆さまに思っていただける、いい意味での“サプライズ”をご提供できるか?をしっかりと考えていきたいと思っています。

いまはまだ、来年の春がどんな状況なのか皆目見当もつかない状況が続いていますが、それでも皆さまとまた笑ってお会いできる日が来ることを夢見て、今年の振り返りに代えさせていただきます。

また来年もよろしくお願いいたします!

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