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サントリー直伝!ワインの豆知識と、歴史と、国産ワインのいま【イベントレポート前編】

シャインな皆さま、おつかれさまです。「マル・デ・シャイン」セミナー潜入取材班です。

サントリーのさまざまな企業活動をご体験いただきながら、皆さまとサントリー社員が「まるで社員」同士のような気持ちでサントリーや社会のこれからを一緒に考えていこうというプログラム「マル・デ・シャイン」

今回は、2020年11月27日(金)に開催されたオンラインセミナー「サントリー流カジュアルワインの楽しみ方を体験してみなはれ」の模様をダイジェストでご紹介いたします。

いつもとは趣向を変えて座談会方式で開催された今回のセミナー。”まるで男子会”といってもいいような、和気あいあいとした当日の雰囲気を少しでも感じていただければ幸いです。それでは早速どうぞ~!

“ワイン三銃士”登場!

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セミナー開始時刻の午後7時。画面上には司会進行を務めるマル・デ・シャイン企画担当のウエダさんと、3人の講師の姿が。
サントリーワインインターナショナル(株)のワインスペシャリストでシニアソムリエの資格をもつヤナギハラさん、国産ブランド担当のカタヤマさん、輸入ブランド担当のナカガワさんです。

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いきなり講師が揃い踏みでスタートした今回のセミナー。
さながら“ワイン三銃士”のもとに迷い込んだダルタニアンならぬ“ウエダニアン”といった構図ですが、実はウエダさんとナカガワさんは同期入社の間柄なのだそう。「こういう形で一緒に仕事をすることになるなんて、感慨深いね」と、ちょっと照れ臭そうに言い合っていました。

そして“ワイン三銃士”……もとい講師のお三方もそれぞれ気の置けない間柄ということで、今回はいつもとは趣向を変えて座談会方式にしてみました(もちろん全員マウスシールド着用で、間にはビニールシート、テーブルには消毒液と、飛沫対策は万全です!)。

ちなみに背景は、サントリーが日本国内に有する3つのワイナリーのうちのひとつ、山梨県の登美の丘ワイナリーから見える景色です。中央にそびえる富士山がキレイですね~。このワイナリーにはぶどう畑もあり、原料づくりから自社で行っています。この雄大な風景とともに、4人のワイン談義をお楽しみください。

サントリーとワインの深~い関係

まずはサントリーが誇るワインのスペシャリスト・ヤナギハラさんから、「サントリーとワインの歩み」についてお話をしてもらいました。

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「サントリーといえば、ウイスキーやビール、あるいはジュースといったイメージをもっておられる方も多いと思いますが、実ははじまりはワイン事業なんです。1899年が創業で、最初の商品が1906年発売の『向獅子印甘味葡萄酒』。皆さんこちらご存じですか?知らないですよね。僕も実物は見たことないです(笑)。そして、その翌年に発売されたのが、今でも存在している“赤玉”です。現在は『赤玉スイートワイン』という名前で流通しているこの“赤玉が、サントリーの柱となった商品です。サントリーグループの歴史はワイン事業からスタートしたということを、ぜひ皆さんにも知っていただけたらなと思います」(Byヤナギハラさん)

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「そしてサントリーがウイスキーやビール、ジュースなどの飲料に進出するベースを作ったのが、前述の“赤玉”、『赤玉ポートワイン』という商品です。この『赤玉ポートワイン』が人気でたくさん売れたので、その利益で新たな分野に進出することができたのです。特にウイスキーは、つくり始めてから発売するまでに結構な年数が必要となります。その間、サントリーの屋台骨を支えてくれたのが、『赤玉ポートワイン』だったのです」(Byヤナギハラさん)

サントリーのはじまりがワイン事業からだったことを、ご存じの方はどのくらいいらっしゃったでしょうか?
サントリーの歴史の“奥行き”の深さを知っていただけたら私たちも嬉しいです。

創業時の歴史が明かされたところで、続いてはサントリーが日本のワイン市場にどう関わってきたのかというお話に移ります。と、その前に、ここで話題は一旦「日本のワイン消費量」へ。

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「なぜグラフが1970年からなのか。それはこの年にワインの輸入が自由化され、海外のワインが日本に入ってきやすくなったからです。輸入が自由化されてから、多少の波はありながらも日本のワイン消費量は右肩上がりに増えていきました。第1次から6次までのブームを経て、一過性ではない安定したワイン文化が日本に根づいていったのです。ちなみに私は1997年入社。その翌年に赤ワインのすごいブームが起きて『とにかくワインを売りまくろう!』という時期を経験したのですが、いまだにワインに携わっています(笑)」(Byヤナギハラさん)

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そんな日本のワイン市場において、サントリーはどのような活動をしてきたのでしょうか。上の画像は、サントリーが販売してきた主な商品です。
「たとえば1980年ごろの1,000円ワインのブームの時期にはお手軽な値段の『レゼルブ』を発売。また、80年代後半の高級日本ワインブームを作った『登美』、1995年ごろの500円ワインブームを作った『ワインカフェ』などを世に送り出したのもサントリーです。
実は、『日本ワイン』という言葉を作ったのもサントリーなんですよ。
このようにサントリーが幾度ものワインブームのなかで日本のワインの普及・発展に携わってきたことが、わかっていただけるのではないでしょうか」(Byヤナギハラさん)

なるほど~!そうだったのか!!と、某生活情報番組のように“○ッテンボタン”を思わず何度も押しそうになったところで、ここで恒例(?)のクイズタ~イム!

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こちらは、1972年に掲出された『デリカメゾン』の前身である『デリカワイン』の広告です。
「金曜日はワインを○○日」というキャッチコピーに入るのは、AからDのどの言葉でしょうか?


それでは、レッツ


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正解は……
「C.買う」でした~!
正解された皆さんには我々スタッフから惜しみない拍手をお贈りします!おめでとうございます!!!!(パチパチパチパチ~)

“週休二日制”という概念が徐々に日本社会に浸透していこうとしている時代の風を見据え、このキャッチコピーには「金曜日にワインを買って、土日に家族で楽しみましょう」というメッセージが込められたそうです。

ちなみに、スタジオの出演陣からは「D.貰う」という願望を120%反映させた回答が口々に寄せられました(苦笑)。

このほかにも、サントリーでは日本に豊かなワイン文化を育むために、以下のような活動を行ってきました。3つの画像にわかりやすくまとめられていますので、どうぞご覧ください。

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そして、こうした歴史を踏まえ、現在、サントリーのワイン事業に携わる社員たちは次のような思いを胸にそれぞれの業務に邁進しています。

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市場価格で1本約400円から200万円(!)まで、幅広い価格帯のワインを取り揃えているサントリーですが、その1本1本には働く人たちの熱い思いが込められているのです。世界的に高い評価を受ける銘柄も多数あります。価格帯にとらわれず、どれも本当にオススメなので、ぜひいろいろと試して“お好みの1本”を見つけてくださいね。

ワインづくりの現場から
~国産カジュアルワイン編~

日本のワインとサントリーの歩みについては一旦ここまで。
続いては、気軽に楽しみやすい価格帯のカジュアルワインについて、国産ブランド担当のカタヤマさんと輸入ブランド担当のナカガワさんからそれぞれお話ししてもらいます。
でもその前に、日本のワイン市場におけるワインの分類についてヤナギハラさんの解説をどうぞ。

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「日本のワインは、原料にどこ産のぶどうを使っていて、どこでワインにして(製造)、それをどこで瓶詰しているのかで4つに分類されます。『日本ワイン』と『輸入ワイン』は、3つの項目がすべて『日本』もしくは『海外』なので非常にわかりやすいと思います。

日本ワインはすごく少なくて、全体の4%ほどです。
国産カジュアルワインは、原料となる濃縮果汁やワインを海外から輸入して、それを日本で発酵させたりブレンドしたりすることでワインとして完成させ、日本で瓶詰したものです。『デリカメゾン』など、スーパーなどでお手頃な値段で販売されているものの多くが、ここに分類されます。
そして、輸入バルクワインは、海外産のぶどうを海外でワインとして完成させ、それを大きな容器で日本に運び、瓶詰だけ日本で行ったものです。輸送を一括で効率よく行なえるので、輸送にかかるCO2を大幅に削減できるというメリットがあります。
これからカタヤマ君とナカガワ君が紹介するワインは、それぞれ『国産カジュアルワイン』と『輸入ワイン』に分類されます」(Byヤナギハラさん)

なるほど~。これは飲み会などでも気軽に使えそうなワイン豆知識ですね。(メモメモ……)

ヤナギハラさんから豆知識を伝授されたところで、話はカタヤマさんにバトンタッチ。
今回は、カタヤマさんが主に担当している『酸化防止剤無添加のおいしいワイン。』(以下“無添加”と記します)について、味へのこだわりはもちろん、「酸化防止剤って何?」という皆さんが気になる情報や、サントリーならではの環境への取り組みについても幅広くお話ししてくれました。

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「“無添加”は、皆さまにご愛飲いただいているおかげで、容量換算で、日本で一番売れているワインとなっています。ありがとうございます!」とすごくうれしそうなカタヤマさん。
日本のワイン市場で100万ケース以上売れているブランドは、たった3つしかないのですが、この“無添加”は2019年に約200万ケースの売上があったそう。思わずニッコリ顔になるのも納得ですね(笑)

そしてカタヤマさん、ぜひ皆さんにお願いしたいことがあるそうです。

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「今回、皆さんにぜひ覚えていただきたいのは、“無添加”のロゴです。店頭でサントリーの『酸化防止剤無添加』ワインを探されるときの参考にしていただければと思っています。」(Byカタヤマさん)

それではいよいよここから本題です。まずは“無添加”を語る前に知っておきたい「酸化防止剤」について。

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「よくワインを飲まれる方は、『ワインは栓を開けたらすぐに飲み切らなければいけない』というお話を聞かれたことがあると思います。なぜかというとワインは酸素に触れると酸化して、味や風味が落ちてしまいます。リンゴも切ってから時間が経つと、色も変わるし、風味も味も落ちてしまいますよね。あれと同じです。
酸化防止剤の成分である「亜硫酸塩」は、人体への悪影響はなく、食品衛生法できちんと使用が認められているものです。なので「酸化防止剤」自体が悪いということではないのですが、昨今の健康志向の高まりから皆様にもっと安心してワインを楽しんでいただけるようにと考えて誕生したのが、今回ご紹介する“無添加”です」(Byカタヤマさん)

ちなみに酸化防止剤の歴史はかなり古く、古代ローマ時代にはすでに使われていたということです。なんとなく近代的なイメージがありましたが、ワインの歴史と切っても切り離せないのが「酸化防止剤」なのです。

なるほど。またひとつワイン豆知識が増えました。(メモ、メモ……)

ではここからいよいよ『酸化防止剤無添加のおいしいワイン。』のこだわりについてのお話しに移ります。
“日本で一番飲まれているワイン”のこだわりをとくとご賞味ください!

と言いつつ、その前にセミナー裏話をひとつ。
実はカタヤマさん、情熱があふれ出すまま、ものすごい量の資料を準備していました。出演者全員から「この量じゃセミナー時間内に収まらないでしょ(笑)」と突っ込まれ、最終的に泣く泣く(?)次の2点にお話しを絞っていました。。

本当は、パッケージデザインへのこだわりや、そのデザイナーさんとのエピソード、製造現場の人たちの努力など、皆さんにお伝えしたいことがたくさんあったのです。
担当商品への愛が駄々洩れにあふれているカタヤマさんの人柄も、こんなエピソードから感じでいただけたら幸いです。

では、カタヤマさんイチオシの“こだわり“を早速見てみましょう!

① 味へのこだわり

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「サントリーの“無添加”は、本当に品質にこだわっています。製造工程においても極力酸素に振れないよう、専用の醸造設備を作って図のように徹底的な酸素管理をし、製造段階での酸化を防いでいます」(Byカタヤマさん)

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「また、味わいにもこだわっています。“無添加”の味わいの特徴は、ぶどうのうま味がギュッと詰まったような味わいです。サントリーでは、発酵技術と酸化防止技術を駆使して、最初に味わうぶどうのうま味をしっかりと感じていただいたうえで、時間が経ってもそのうま味が少しでも長く続くように常に技術改善を行っています。
そして、味わいのこだわりを語るうえで欠かせないのが、原料です。“無添加”は栃木県のサントリー梓の森工場でつくられていますが、同じ味わいのワインを安定して皆さんにお届けできるように、季節や作柄に応じて世界各地から厳選した原料を調達しています。ちなみに、“無添加”の裏面には『このワインは、サントリーの技術責任者が厳選した原材料を使用し、日本国内で製造しました』という表記があります。こう書けるぐらいサントリーでは原料にもしっかりとこだわっているんです」(Byカタヤマさん)

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②容器へのこだわり

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「サントリーでは2020年の頭からワイン用720ml容器のすべてを、再生PET樹脂を原料に使ったリサイクルペットボトルに切り替えはじめました。裏ラベルに『PET to PET』のマークがあるものが、リサイクルペットボトルです。私たちは、身体に優しいだけでなく、『環境にも優しい』“無添加”を目指しています」(Byカタヤマさん)

商品へのこだわりを熱く語ったあとは、カタヤマさん流“無添加”の楽しみ方を伝授してくれました。

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カジュアルワインは高価格帯のワインとは違って日常的に楽しんでいただけるものなので、そのまま飲んででもアレンジしてもいいと思います。寒い日は、ホットワインにしてもおいしいです。ご自身のスタイルでお楽しみいただければ嬉しいですね」(Byカタヤマさん)

このあとのお話しにもたびたび登場しますが、“ワイン三銃士”のお三方がしきりに仰っていたのは「ワインを自由に楽しんでください」という言葉。
かくいう私も、ワインというとお作法に則って飲まないとダメなのかな?と、ちょっとハードルを感じている部分がありました。
でも“ワインのプロ”から、こだわりと一緒にいろいろな楽しみ方をご紹介いただいてなんだかワインが以前よりもぐっと身近に感じられるようになりました。

「ワインは自由に楽しんでいいもの」ですから、“無添加”にはみなさまのニーズに応じたさまざまなシリーズラインナップをご用意しています。
いろいろと飲み比べて、自分の好みのものを探してみるのも楽しそうですね!

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そして最後に、“無添加”究極の豆知識をひとつ。
実は“無添加”はいろいろなチェーン店様とのお取組みとして、オリジナルパッケージの商品をご提供しています。もちろん中身はすべて同じ“無添加”ですからご安心を!
セミナー内でも参加者の皆さんからのチャットで、「ウチの近くにあるのはこのパッケージのやつだ!」などの声が飛び交っていました。
さてさて、みなさまのお近くにある“無添加”はどれでしょうか?

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前半はここまで!

ヤナギハラさんによる、サントリーとワインの歩み、そして“熱い男・カタヤマさん”による“無添加”のお話しは、いかがでしたでしょうか。

セミナーはまだまだ続きますが、長くなるので読者の皆様もこのあたりで一度休憩をどうぞ。
タイミングが許せば、ぜひワインでごゆるりと休憩をお取りください(笑)

後編では、輸入ワイン担当ナカガワさんによる輸入ワインのこだわりや、ワインのスペシャリスト・ヤナギハラさんが伝授する「家でワインを楽しむ方法」など、まだまだ盛りだくさんの内容ですので、続きが気になる方はこちらからどうぞ。

なお、このセミナーの模様はサントリー公式YouTubeチャンネルにて期間限定で配信されています。ワイン好き男子4人のおしゃべりを実際に聞いてみたいという方は、ぜひどうぞ!

セミナー本編はこちら

それではまた後編でお会いしましょう!
一旦、中締めのレッツシャイン~!

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